街角で転職スカウトに遭遇しました
先日、仕事の移動中に渋谷駅の構内で見知らぬ方から「ちょっとよろしいですか?」と声をかけられました。
何かのアンケートかな?と思ったのですが、「ソニー生命のものですが、営業職の方ですか?転職にご興味ありませんか?よろしければ1分ほどお時間いただけないでしょうか。」と、何と転職スカウトの話でした。
流石にいきなりすぎたのと、仕事の途中で取引先に向かう途中だったのでお断りしましたが驚きの経験でした。
この人は初対面で、しかも駅ですれ違っただけの私を同じ会社で働く仲間になり得ると見込んで声をかけてきたのだろうか、と考えを巡らせてしまいます。
スカウトで採用を増やす生保会社といえば、ソニー生命のほかにはプルデンシャル生命が有名ですね。
他の企業で営業職として働いている人を自社に引き抜き、保険営業をしてもらうわけですが、保険の営業で重要になってくるのはやはりその人の人脈です。
通常、こうした保険会社に転職した方は家族や親戚、友人などに対しても営業をしていくことになりますが、それ以上にその人が前職の営業で築いた顧客企業とのつながりに対して新たに保険の販路開拓を行っていきます。
一方で会社側はフルコミッションの完全歩合の給与体系なので、新たに人を雇うこと自体にコストはほとんどかかりません。
つまりスカウト=販路開拓という営業スタイルが成り立っているわけで、非常に合理的な仕組みですね。
働く人たちは頑張れば頑張った分だけ報酬が増えますから、双方にwin-winの関係となります。
とはいえ、流石に駅で歩いている人にいきなり声をかけてスカウトするというのは少々行き過ぎという気がしなくも無いですね。