まんがでわかる 7つの習慣 「成長のカギ」のありか
7つの習慣、第3の習慣は「最優先事項を優先する」です。
時間の使い方についてのお話になります。
人間の活動は重要度と緊急度で4つの領域に分けることができます。
第一領域 緊急かつ重要
- 締め切りのある仕事
- 大事な人との急な約束
- 病気や災害
第二領域 緊急ではないが重要
- 人間関係づくり
- 仕事や勉強の準備や計画
- 健康維持や自己啓発
第三領域 緊急だが重要ではない
- 日々の会議や報告書
- 重要でないメールの返信
- 突然の来客対応
第四領域 緊急でも重要でもない
- 待ち時間
- テレビやネットを見続ける
- だらだらとゲームをする
重要なのは第二領域の時間をいかに増やすか、ということになります。
人生の限られた時間の配分をどれだけ第二領域に費やすことができるかで、自分の人間としての成長速度が決まってきます。
普段の生活で実感できることですが、誰もがこの第二領域の事柄をつい後回しにしてしまいます。
緊急度の高いものばかりに対応を追われ、ひと段落つくとついダラダラとした時間を過ごしてしまう。その結果、また緊急度の高いものが増えて対応に追われるという悪循環に陥ります。
そうならないための具体的な方法が次に紹介するやり方です。
まず、1週間の初めに目標を設定する。
例えば、本を1冊読むとか、運動をするとか、仕事であれば業務効率化の検討などです。
次に設定した目標に対するアクションを週次のスケジュールに埋め込んで、取り組むべき項目としてはっきりと認識する。
こうすることで、「いつかやりたいと思っていること」が予定に組み込まれ、「今やるべきこと」へと変化していくのです。
予定に入れたからといって、必ずしもその通りに消化できるということは無いと思いますが、徐々に時間に振り回されて終わっていく日常から解放されていくことになるでしょう。
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