まんがでわかる 7つの習慣 「自分だけの人生」の見つけ方

7つの習慣。第2の習慣は「終わりを思い描くことから始める」です。

 

自分の人生が終わる瞬間というものを日々イメージしています!という人はそうそういないですよね。1年後、5年後、10年後といった単位で目標を持っている方は多いと思いますが、本書ではそのずっと先の目標を設定するべきだとしています。

 

そうしないと、常に他人が描いた脚本通りにしか生きられず、人生の終わりに後悔してしまうことになる。

 

そうならないためにも自分の人生の終わりをまずイメージして、そこから逆算して人生の脚本を作っていきます。

そして出来上がった脚本が「自分だけの人生」プランになっていきます。

 

必要なのは①自分という人間の理解、②人生を思い描く想像力、③ベースとなる良心、の3つです。この3つの力を駆使すれば自分だけの人生は必ず見つかるということです。

 

「人生の終わり」は一番大きな枠組みですが、普段の行動でも一つ一つ目的を明確にして行動することで、自分を導いていくことが可能になります。

「目的は何か」を考える習慣を身につけることで、やるべき行動が明確になり設定した目標に対して最短で近づいていくことができるようになります。

 

自分の人生の目的を見つけるにはどうしたらいいのか?そのためには自分自身の「原則」を考えることが大切です。

自分が本当に大切にしていること、自分の行動の基になっているものを明確にして定義することで、周囲に流されないで人生のゴールに向かうことができるようになります。

 

ただし、「お金」や「会社」「家族」が価値観の中心では人生のバランスを整えることは難しいです。

 

もっと普遍的で決して価値の失われることのない、人生に一貫性をもたらすための「原則」とは公正さ、誠実さ、勇気などです。

 

このような自分の人生で最も大切にするべき原則を持ち、その上でどんな人生にしたいかを考えていけば「ありたい自分」のイメージがもっと見えてくるようになります。

 

これらは一朝一夕で出来上がるものでは決してないと思います。場合によっては何ヶ月もかかるかもしてません。

でも、自分という人間の人生をどう過ごしていくべきか、常により良い選択で進んでいくにはどうしたらいいか、という問いに対する羅針盤は絶対に必要です。

 

時間をかけてでも、作り上げる価値はあると思います。